トップメッセージ

Top Message

地道に、まっすぐに。
2割は新しいことを
やろう。

代表取締役社長樋渡 正生

変わらぬ誠実さを、
これからも
守り続けていくために

第一メカテックは、長年にわたって製造業設備の“保守”という仕事に真摯に向き合ってきた会社です。派手さこそないものの、機械の調子を整え、安定稼働を支えるこの役割により、ものづくりの根幹にある信頼を守り続けてきました。その背景にあるのが、「協力一致」「積極活動」「堅実運営」という企業理念です。これを体現するかのように、お客様の設備に深く入り込み、ともに悩み、ともに考え、誠実な提案を積み重ねてきたことが、DJKグループ内でも高い評価につながっています。
私は親会社である第一実業で長く勤めてまいりましたが、第一メカテックに対しては、堅実に歩み続ける技術集団という印象を持ってきました。たとえば設備への投資とは、毎月必ずニーズがあるものではありません。だからと言って、大規模な設備投資が行われるまでの1〜2年の間、何もしないわけではなく、継続的なコミュニケーションや改善提案を怠らない。その“地道さ”は、短期的な利益よりもお客様との信頼関係を大切にしている証です。これから先も、その誠実さと粘り強さは、変わらず大切にしていきたい第一メカテックの「らしさ」です。

「2割は新しいことに
挑戦」する会社でありたい。

ただ、変化の激しい社会において、既存のやり方にとどまっているだけでは、組織も個人も成長は望めません。各事業部の経営基盤強化のためには効率化と並んで新事業に取り組むことが必要です。そこで私が掲げているのが、「2割は新しいことをやろう」というメッセージです。保守の技術力を土台にしながら、そこに他社の真似ではないニッチな領域で“プラスα”の価値を生み出す取り組みを進めています。
具体的には、大手のお客様と共同で特殊用途向けの溶接装置を開発するなど、メーカー機能を担う技術力強化に力を入れています。また、海外展開やDX戦略を含む新規事業をテーマに、部門を越えてWhat to do? How to do?を真剣に議論し、推進していくための「事業戦略室」を新設。5,000万円規模の開発支援予算も確保しました。こうして現場からの“やってみたい”という声を仕組みで支え、その挑戦にきちんと人や予算がついて実現できる環境を整えていくことが経営者である私の役目。「守るべきもの」と「変えていくべきもの」を慎重に見極めながら、第一メカテックを次のステージへと導いていきたいと考えています。
第一メカテックは、技術に真摯な姿勢を持つエンジニアが多く在籍する会社です。その強みをさらに発揮していくには、
これまでのように、目標達成型で物事を適切に処理していく姿勢はもちろん大切です。ただ、変化に適応していくためには、“目標模索型”で自ら動き、周囲を巻き込み、協働してゴールに導いていく主体性も求められる時代になっています。やりたいことを、やりたいと言える。手を挙げれば、会社が本気で応える。そんな風土づくりもぜひ私に任せてください。

真摯に誠実に
主体性をもって
挑戦する社員を
大事にしていきたい。

第一メカテックは、決して大企業ではありません。ただし、「大手では味わえないおもしろさ」があります。入社間もない若手であっても、意見を発信できます。希望すれば、海外プロジェクトや新規開発に関わるチャンスもあります。
現在は、親会社の海外現地法人に当社技術者が出向していますが、今後、当社の海外拠点を米州やインドを含むアジアエリアに設立し、グローバルな技術交流と人材育成の基盤をつくりたいと考えています。もちろん、全ての社員に海外志向が必要なわけではありません。むしろ、どこまでも誠実に目の前の仕事にまっすぐ取り組み、技術を磨き、周囲と協力しながら前へ進んでいくような人のほうが、この会社には合っているかもしれません。
「人をつなぎ、技術をつなぎ、世界を豊かに」。このミッション実現に向けて、お客様のよき技術パートナーとして変革を恐れず、新たな価値を創造し続ける会社でありたい。そして私自身も公私にわたってINTEGRITY(真摯さ・誠実さ・徳性)と透明性を持って物事を判断し、社員一人ひとりがやりがいを感じ、尊重され、成長を実感できる会社を目指してまいります。
これからの第一メカテックの未来をともにつくってくれる仲間と出会えることを心から楽しみにしています。